目を覚ました私は白い天井を眺めていた。

人影が薄っすらとうつるカーテンの向こうには誰か居るのがわかる。

誰なんだろう?


ここが何処なのかは分からない…

身体を起こそうとして激痛に襲われる。

「イタッ!」

その声でカーテンが開けられた。