王子様とお姫様の秘密の放課後

ただ呆然と水溜りに落ちる雨を見ていた。

何も考える事は出来なかった。

雨の音に耳を奪われて…

時間の経過を忘れていた。

「さくら」

杉本の声が微かに聞えた様な気がして、顔をあげた。

私の目の前には…