王子様とお姫様の秘密の放課後

見に行こうかな。

トコトコと高く連なる本棚の方へと足を向けた。

先輩の姿を見つけて

「先輩?」

と声を掛けた。

私の声にビックリしたのか持っていた数冊の本を床に落としてしまって…

「あぁ落しちゃった!」

と、笑いながら先輩と私はほぼ同時に、床に手を伸ばした。