王子様とお姫様の秘密の放課後

下を向いてしまった私を覗きこみ切ない声で、荻野先輩は言う。

しゃがみ込み、私の両腕をしっかりと握り

「さくらちゃんが元気ないと僕まで元気なくなっちゃうから…」

無理に笑顔を作る先輩を見ていたら、私は笑ってなきゃいけないんだ!