「何も持たずに出てきちゃったから…」 短くなった髪を触りながらそう言ってまたうつむいた。 ったくしょうがねーな! 家の電話をそっと差し出し 「俺着替えてくるか、その間に電話しておけ!」 そう言って客間から出て来た。