「私なんかで良いんですか?」

うつむいた私に杉本が

「嫌なら嫌だって言わないと、この人強引だからな…」

「嫌なんかじゃないです!私には贅沢過ぎるから…」


「俊哉がさくらちゃんをイジメてるんじゃないのか、そっちが気になるわよ!」

桂子さんは私の手を握り

「また私に付き合ってね!」

私は笑顔で

「はい!」


と答えた。