千日紅が咲いている

「関係、ないだろ」

「だいすけ?」


 無理矢理あげた首。

 見えたのは大輔の首元と左耳。

 顔は髪に隠れて見えなかった。


「恵」

「ん?」

「大好きだ」

「!」


 大輔が顔をあげて、私を見下ろす。

 顔がすごく近い。


「大好きだ、恵」


 顔が真っ赤なのはお酒のせい。

 はく息が熱っぽいのも酒のせい。

 なのに、私の心は止まりそうになった。