数ヵ月後。

ようやく退院した琉美亜は学校へ向かった。

あの曲を覚えた状態で。



…♪

「泉川さん、なかなかね~」

「えぇ…」


練習はあと2回。


これでパーフェクトにいけれるのか。



それだけが心配だった。