「梓ちゃん、大丈夫?」 「え…あ、はい」 顔を上げると 背筋がゾクッとするくらい 冷酷な顔をした 男がいた。 その男はあたしに 手を差しのべて微笑んだ。 わぁ… 笑うとクシャッと 目尻が垂れて すごく優しそうに見えた。