ヤンキー彼氏は世界一

パパはまっさきに
恋斗の手を握り


何の会話もすることなく


しばらく手を握っていた。


ききとるのは難しかったが


私には、


「親父ありがとな」


と確かに聞こえた。



そして何分かたって


パパは
「さっ後はふたりの時間を楽しんで」


といい部屋を出ていってしまった。



パパにプレゼントをわたしわすれたのに気づいたのは次の日だった。






そして、ゆっくりと恋斗に近づいた。