「葉菜ちゃん…」




あっ少し懐かしい声がした。




「大翔くん…」







「良かった最後に君に会えて。
ありがとう!
葉菜ちゃんのおかげで強くなれた。
守らなくちゃいけない物を守る大切を知ったよ」




優しく微笑んでくれた。


自然と私にも笑顔が溢れた。





「またいつか会おう。
俺も、もっと強くなって来るから。
葉菜ちゃんもその笑顔を忘れないで!」





「大翔くんもー…」






私達は違う道を歩き始めた。



なんだか、また会えるような気がした。





でもこの再開が波乱の幕開けとなるー…