そんなやりとりを見ていた私は、春斗に誉められたことで頬を赤く染めた自分に苦笑した。


「綺麗って言ってくれた。最高に嬉しい」


実際この場所に来る人なんてごくわずか。
それに春斗が来たことで余計に嬉しいのだ。


「ありがとうね春斗さん」私は感謝の気持ちを込めて花びらを舞散らせた。
まるでシャワーのように。