★秘密のイケメン執事さま。★甘い誘惑と罠

「タロちゃん、どうしたの?」

私を抱きしめたまま、そっと目を閉じたタロちゃんの手を握ってみた。



タロちゃんの手、おっきい。

この手が、いつも私を安心させてくれる。

守ってくれる。

大好きなタロちゃんの手。

つないでるだけで、すごく幸せで、胸があったかくなるの。


「ミツキ様、甘い香りがする」


「・・・ばか」

私はタロちゃんにコツンと額を寄せた。



こんなに愛しくて、こんなに大切なんだよ?


この気持ち、ちゃんと伝わってる?