恋はいきなりやって来た!

俺は、なぜだかイライラしていた。

でもそれは瀧に対してではなかった。

自分でわかった。

「ん〜…話せば長くなるんだけど…あのな。」

瀧が話そうとしたとき遠くから声がした。

「はーやーくー!」

夏が遠くから叫んだ声がかなり聞こえた。

くっそー!邪魔しやがって笑

「帰り話すな!」

「おう。少し話してくれてありがとう。」

帰りにおわずけか…

「でも勇志も知らなきゃいけなくなると思うから笑」

「?」

“知らなきゃいけなくなる”

この言葉にかなり引っ掛かった。