それから色々話したあと、旭に英語をちょこっと教えてもらって店を出た。



「すっかり遅くなっちゃったね。」


「こんな時間になるならゴハン頼むんだった…」



あたしはジュースでタプタプになったお腹をさすりながらつぶやいた。



「マジだね。じゃ、今度は一緒にゴハン食べ行こうか♪ファミレスくらいならオゴるけど?」


「え、いいのっ!?やったあー♪」



「お礼はキスでいいですから☆」


「な!なななっ…なに言ってんの変態!」



「あははっ☆麻衣が照れたー!」



「もう帰るっ!」



「ちょっと待ちなよ~。」







ごめん、旭。




あたし、



旭のこと好き、


大好きだよ。



だけど、



旭のことを知り過ぎたみたい。


彼氏っていうんじゃなくて、もっと大事な存在になっちゃったよ。


今のこの関係が楽しいんだ。




友達以上恋人未満みたいなこの関係じゃダメなのかな?