ふたご王子に恋をした

「……俺、スゴく最低なヤツでさ…初めは、麻衣を真美と重ねてた部分があったんだ。


ヒナにも麻衣と真美は違うって言われて、そんなの分かってるよって思いながらどこか重ねてて…


自分では気付かなかったけど…真美のこと引きずってたんだと思う。


真美と出来なかったこと、真美にしてやれなかったこと、それを麻衣にしようとしてたのかもしれない……


だけどね…真美のこと話してるうちに、やっぱり真美と麻衣は違うって気付いたんだ。



麻衣は真美じゃない。



真美を守ってやれなかったから麻衣は守らなきゃっていうのは、結局自己満にしか過ぎない。



俺は、麻衣のためにできることを見つけたいし、してあげたい。


“麻衣だから”守りたい。


一緒にいたい。



今なら自信を持って言える、




麻衣が好きだって。」



「旭………」



「…わ、ハズい!マジメに告白しちゃったよ俺!」



旭にしてはめずらしく少しだけ顔を赤くすると、両手で顔を覆った。



女子かっつーの。



でも………