ふたご王子に恋をした

それからしばらくして、真美は海外へと旅立っていった。



見送りにくると行きたくなくなるから来ないでくれと断られた。



そのかわり、あたしが海外に行ったらあたしと一緒に映ってる写真を全部捨ててほしいと言った。



いつまでも旭をしばりたくないから、


あたしのせいで次の恋愛に進めないのは困るから、


って。



あたしは旭よりもカッコいい人絶対見つけるから、


旭もあたしより100倍イイ女の子見つけて幸せになって!



どっちが早く見つけられるか競争だよ、



それが真美と交わした最後の言葉だった。




俺もヒナも真美に出会って変わった。



だけど、



結局、最後まで真美を守ることが出来なかった。



真美からもらったものはたくさんあるのに、


俺は何も真美にあげることが出来なくて、


守ってもらってたのは俺のほうだった。




情けないでしょ?




真美は俺と付き合わなければ幸せだったのかも、


もっと楽しいことがあったんじゃないかなって思うんだ。