ふたご王子に恋をした

容易いご用だ。


それで真美が元気になるなら…


そう思って3人で遊園地に遊びに行った。


夏休み前に遠足で行った、あの遊園地に。



久し振りに会う真美はスゴく元気でイキイキしてた。だけど俺にはムリしてるようにしか見えなくて、一緒にいて楽しいのに、少し寂しかった。



「ね、ね!あれ乗ろう!観覧車っ☆」


「じゃあ俺下で待ってるわ。」



「なに言ってんの!ヒナも乗るんだよ!」


「はぁ!?」


「だってさ♪ご指名があったら断れないでしょ、ヒナ。」


「……しょうがねぇなぁ。」



「わーいっ!やったー☆」



日が暮れて、夕日が海に沈む頃3人で観覧車に乗った。




「わー!海だ海だ!超キレイ!」



真美は子どもみたいに、はしゃいでた。


しばらく騒いだあと真美は大きくため息をついた。



「…実はね、二人に大事な話があるんだ。」



嫌な予感がした。










「…あたし、引っ越すんだ。」







「…引っ…越す?」