ふたご王子に恋をした

國政はどっかりとイスの背もたれに寄り掛かり足を組むと、



「…最近どーよ?」



と言った。




「なに急に。」


「最近小泉と話してなかったから近況を聞いてみたくなった。」


「近況って…まぁ、相変わらずってとこじゃん?テスト勉強には追われてるケド…」



「ふーん…俺が期待してた答えとは違うなぁ…。」


「…なに、それ?どういう意味?」




首を傾げてそう聞くと、國政はケータイをカチカチといじりながらあたしを見ずに言った。



「悩みがあるなら聞くけど、と思って。」



その言葉にドキリとする。



「小泉ってどーでもいいことはベラベラ言うくせに肝心なことは言わないトコあるじゃん?」



「どーでもいいって…あたしにとっては結構重要よ?」



「千夏とか紗結ちゃんに言えてんならいいけど、そうでもないみたいだし…最近お前眉間にシワ寄ってること多いよ~?」


「えっ!?」


慌てて眉間に手を当てると國政は鼻で笑った。