なに?
なんか今聞こえたような……
空耳!?
「デケェひとりごと…」
空耳じゃない!
左右を見たあと、思いきり後ろを振り返る。
数メートル離れた場所で横たわっていた男の子がヘッドフォンを外しながらムクッと起き上がった。
「え………え!?」
いたの!?
そんなとこに誰かいたの!?
ちょ…早く言ってよ!
つーか誰っ!
がっつりフェンスにしがみつき男の子の様子を伺う。
制服を着てるから確実にウチの生徒だけど…何年生だろ。
黒くて長めの髪はワックスで丁寧に整えられていてスゴくカッコいい。
男の子はヘッドフォンを首にかけると、あたしを見ることなく立ち上がって出口へと向かっていく。
「あ…あの!」
去っていく後ろ姿を見た瞬間、あたしは反射的に彼を呼び止めていた。
なにしてんのあたしっ!
男の子は扉の前で足を止めると振り返った。
「なんスか。」
二重で真っ黒な瞳は、眠たいのかまぶたが少し重そうで、薄くて少しだけ口角があがった唇には色気があった。
ひとことで言うなら“クール”
それ以外の言葉が見つからないくらいお似合いな言葉。
てゆーか…
この人、誰かに似てる気が…
なんか今聞こえたような……
空耳!?
「デケェひとりごと…」
空耳じゃない!
左右を見たあと、思いきり後ろを振り返る。
数メートル離れた場所で横たわっていた男の子がヘッドフォンを外しながらムクッと起き上がった。
「え………え!?」
いたの!?
そんなとこに誰かいたの!?
ちょ…早く言ってよ!
つーか誰っ!
がっつりフェンスにしがみつき男の子の様子を伺う。
制服を着てるから確実にウチの生徒だけど…何年生だろ。
黒くて長めの髪はワックスで丁寧に整えられていてスゴくカッコいい。
男の子はヘッドフォンを首にかけると、あたしを見ることなく立ち上がって出口へと向かっていく。
「あ…あの!」
去っていく後ろ姿を見た瞬間、あたしは反射的に彼を呼び止めていた。
なにしてんのあたしっ!
男の子は扉の前で足を止めると振り返った。
「なんスか。」
二重で真っ黒な瞳は、眠たいのかまぶたが少し重そうで、薄くて少しだけ口角があがった唇には色気があった。
ひとことで言うなら“クール”
それ以外の言葉が見つからないくらいお似合いな言葉。
てゆーか…
この人、誰かに似てる気が…


