ふたご王子に恋をした

「はあ……」


そっかー…

旭も陽もカッコいいんだもんねー…


他のクラスの女子からしたら、あたしも含め、二人と同じクラスの女子はうらやましいとか思われてんだろうな。




「よいしょっと…」



大量の衣装で前が見えないあたしはオバサンみたいな掛け声をかけてバランスをとりながら階段をゆっくり降りる。


が………



「おわっ!」



ものスゴい衝撃とともにあたしの身体はフワッと軽く宙に浮いたあと衣装とともに階段下に落ちた。



「…ったー…」



なに?
なにごと!?
なにが起きた!?

後ろから何かがぶつかった気がしたんだけど……




なんとか身体を起こして、まわりを確認すると少し離れた場所で段ボール箱を抱えた女子3人があたしを冷めた目で見ていた。



あ…あの人たち、さっき旭のことで騒いでた写真部の……



「ごめんなさーい。」


「は、はあ…」



謝るってことは…この人たちがぶつかってきたってことなんだろうけど…そ、それだけ?



(え!?この人が!?)


(マジ超フツー!)


(調子乗ってんなってカンジ。)



え……え!?