ふたご王子に恋をした

旭と陽の間にあたしがいて並んで歩く。


なんてゆーか…視線がイタイ…


女子の視線がスゴい…


すれ違えばみんな振り返るし。


あたしってはたから見たらきっとカナリうらやましい立場なんだろうな…


実際はなにひとつイイことなんてないですけどね!




「あの~すいません。僕、こういう者なんですけど、スナップ1枚撮らせてもらってもいいですか?」


「デート中なんでムリですー。」


「へ!?断っちゃっていいの!?今の有名な雑誌だよ!」


街のオシャレさんみたいなカンジでよくスナップ写真が雑誌に載るけど…実際にスカウトされてんの初めて見た!


しかも断ってるし!


もったいない!



「写真撮ってるヒマないし、あーゆーのなんかめんどくさいんだもん。」


「そうかもしんないけど…」



きっと慣れてるんだろうな、声かけられるの。



「あ、あった!あそこあそこ!」



旭が指さした場所はガラス張りのオシャレなショップ。


こんなとこで買い物してるとか…ホントに高校生か!?



「ちゃっちゃと買うぞ。」



かったるそうな陽。



コイツらテンションまで真逆…