ふたご王子に恋をした

「確かに時々恋をお休みすることも大事だけど、そんだけ休むなんておバカ!干物同然よアンタ!」


「干物!?」


「乾いてる…潤い足りてないわよ~?」


「そう言われてもなぁ…あたし、恋はするもんじゃなくて落ちるもんだと思ってるんで。フッ☆」




キマった…


今のあたしカッコいい~☆



「そういうのは恋愛経験豊富な人が言うから説得力があるんだよね。麻衣ちゃんが言ってもねー…へっ。」


「あ!薫ちゃん今鼻で笑ったね!?笑ったよね!?」


「あ、お客さん来たわよ。」



うぬぬぬ…
薫ちゃんめ~!


千夏たちも薫ちゃんもみんなでそうやってバカにしてさ!


失礼しちゃうよ!



「いらっしゃいませー☆……って、千夏!」


「やほ♪来てやったわよ。相変わらずロリータ路線は変わってないんだね…」


上から下まで眺めながら苦笑い気味の千夏。


「あら☆千夏ちゃんじゃない!ご無沙汰だったわね☆」


「薫さん、こんにちはー☆」


「ケーキでも食べてゆっくりしてって♪ケーキ代は麻衣ちゃんのバイト代から差っ引いておくから。」


「え!」


「やぁね!冗談よ♪」


薫ちゃんは高笑いしながらまた厨房へと行ってしまった。


「薫ちゃんも…相変わらずだね。」


「…まぁね。」