ふたご王子に恋をした

「いつの間にそんなことになったの!?聞いてないわよ!」


「あわわ…いやいや…ご、誤解誤解!」



首を横に思い切り振る。


「じゃあなによ!」


「なにって…ただの友達!……え、友達?」



友達なのか!?
アレと友達!?

友達とはまた違うような…


自分で言っときながらどんな関係かよく分からん。



「なんだ、つまんないわねぇ~。早く付き合っちゃえばいいのに。」


ムリムリ!

ヤツと付き合うとかムリムリ!


「どんな子なの?」


「んー…顔は薫ちゃんも好きなイケメンだし、常にヘラヘラ笑ってて優しいとこもあるんだけど…中身がね…ただの変態。なーんかチャラいし…」


「あら☆いーじゃない!肉食系ってカンジで♪」


「そういう問題じゃないよ~!」


「まぁ男も奥が深いからね~。一見、嫌なトコばっか目につくような男でも実はイイところがたくさんあったりすんのよ?」


「え~??」


「目に見えてるものがその人の全てじゃないってことよ。」


「ふーん……」



薫ちゃんは何かを思い出すように目を閉じ、うなずいていた。


薫ちゃんが言うからあんまり説得力ないけど…なんか奥が深いなぁ…