そう言ってきたのは麻理だった。
『すみません。ジュリエットの役私にやらしてください』
『えっでもなあ先生が決めちゃったんだよ』
『かえれませんか?』
『無理だなあ。』
『そうですか。』
そして先生が決めたジュリエットは私だった。


そしていろんなこたちにすごいじゃんとか頑張れとか言われた。
麻理とはあの劇を決めてから話してない。
私はそれから一人で行動するようになった。


『お-い!』
光太が話しかけてきた。