「どんな人?」
更に問うと、健ちゃんは複雑な表情をした。
何か考え込んで、そして真面目な顔で突拍子のない事を言った。
「結衣さんは…前世って、信じるか?」
「へ…っ!?前世!?」
全く想像していなかった返答に、思わず変な声が出る。
「そう、前世だ。俺は、何故だか物心ついた頃から前世の記憶を持っていてな。」
「へぇー…すごいね!!」
そんな事を言う人は珍しい。
私は興味をそそられて、健ちゃんの話に身を乗り出して聞いた。
「どんな前世なの?」
私が興味深々で聞くと、健ちゃんも安心したように話し出した。

