ひとしきり踊って、私も金魚掬いに参加した。
金魚掬いなんて久しぶりで…すごく難しかったけど、健ちゃんが優しく教えてくれたから、私も3匹ゲットする事ができた。
「結衣ちゃん、いつもすまないね~健士郎がお世話になって!」
健ちゃんのお父さんが私に言ってきたので、私も挨拶をした。
「いえいえ!こちらこそ、いつも遊んで貰って…お世話になってます!」
本当に…私がいつもお世話になってます…。
「健士郎、ここはもう良いから。お前も何か食べて来い。」
お父さんがそう言うと、健ちゃんは自然に私を見て言った。
「だそうだ。結衣さん、行こう!」
「…え…?」

