「この話し方は多分、俺が時代劇や歴史小説が好きなせいだろう。時代ものの本ばかり読んでいるから、つい移ってしまったんだ。」
「あぁ、成る程!それを聞いて納得!!健ちゃんの話し方は時代劇っぽいね!!」
私がそう言うと、健ちゃんは少しホッとしたように笑った。
時代劇や歴史かぁ…私はどちらかというと苦手で疎い。
「時代劇」と聞いて、先日見た夢を思い出しかけたのだけれど。
「克也、もうへばったのか。仕方がない奴だな。」
見ると、克也がこちらに駆け寄ってきていた。
「いや、そーじゃないッスよ!あの子が叩きたいって言うから、替わってあげたんッス!!」

