巡愛。~ずっと好きだった~



――カラン、カラン…



持っていた箸が転げ落ちるのも気にかけず、私は泣き伏してしまった。


何故、病などで死んでいる…!?


長年、お前の首を取るのはこの私だと…。


憎しみだけを糧にして生きてきたというのに…!


お前は…私を置いて行ったのか…。


憎くて…憎くて…憎かった…!


だけど…生涯で、ただ一人の…愛しい男だったのじゃ…!



「しんげ…っ…私を置いて行くなど…っ…許さん…っ!許さん…!!」



悔しくて悔しくて…悲しくて。


私は…生きる意味を、失った。



――
――――
――――――



目が、覚める。


私の頬も…涙で濡れていた。