巡愛。~ずっと好きだった~



―――え……?



健ちゃんの、優しい瞳…。


夢の…晴信さんと、同じ…!


あまりにも重なって見えて…。



「健ちゃん…まさか…!」



「…どうかしたか?」



怪訝な顔で伺ってくる健ちゃん。


まさか…晴信…さん…?


私が景虎さんで…?


敵同士、叶わなかった恋…健ちゃんの話と、同じ…!


だったら…だとしたら…健ちゃんの好きな人って…。



「う…ううん!何でもない!気をつけてね…!」



「あぁ。また。」



私は慌てて笑顔で健ちゃんを見送った。


…確かめるのは…怖かった。


晴信さんだったら嬉しい、でも…違うって言われたら…?