「実は…月星高校に鈴汰さんが先生として半年だけどきたの…」
「「えっ!!!!」」
「婚約者って話したじゃん?それが、今日、紹介された、積木鈴汰だったの…」
「うん。話してくれたね…」
「話したのか!?」
「うん。話した。実はね…婚約っていうのは、お互いの親同士が決めたことなの。でも、そうなったらいいね。っていうだけで、お互いが愛し合ってたら、結婚させようって言ってたの…でもね…鈴汰さんは(泣)」
「鈴汰君は、朱が好きだった。でも、朱は鈴汰君が嫌いだった。だから、俺たち親は諦めてた。でも、鈴汰君は諦められなくて………朱の身体を自分のものにしようとした……。青がすぐ見付けて、殴った。俺は、鈴汰君との親戚の縁を切った。鈴汰君の両親ともね、縁を切った…。切ってくれって言われたから…鈴汰が結婚するまでって」