みひつの天然色

「オレ、伽羅のこと、多分ずっと好きだったんだと思う。

けど、オレは、伽羅は唯一を好きなんだとずっと思ってたから、無意識に伽羅のことは意識から除外してたんだ。

今思ったら、何でそんなこと出来てたのか不思議なんだけど」

透夜の、綺麗な目の色が、深く、哀しい色を帯びるのが見える。

「でも、また元に戻ろうと思うんだ」

あたしの体は、ピクリと引きつった。

透夜が何を考えているのか、分かる。

多分、あたしも、反対の出来ないこと。

「それでも、伽羅は唯一の傍にいる限り、いやな目に会うんだけと思うけど。

それは、オレも、守らせてもらう。けど」

「・・・今までのままいようってことだよね。