みひつの天然色

「・・・とにかくオレ、今は寝る。

独りでいるのはやだったけど、誰かいてくれるところでなら、安心して寝込める」

見た目がどうしても元気なんで、つい、病気中だということを忘れていた。

安静に、してなきゃいけないのに。

「ごめん唯一。ゆっくり寝てて」

唯一を覗き込んで、言うと、がしっと腕をつかまれた。