みひつの天然色

「そしたら、オレ、惚れるかも」

透夜が言った。

「ああっ!!じゃあ、やっぱりダメ。

唯一になんか勝てるわけないもん」

「勝手に言ってろ」

唯一が呆れていった。

「・・・それか、あたしが男なら良かったかも」

透夜と一緒に、唯一を守っていくのもいいかもしれない。

「何か、今、伽羅が考えたこと、オレ、分かった気がする」

透夜が言った。