みひつの天然色


唯一が驚いて、チラリとあたしを見た。

あたしは、そういう、どうってことのない一言に、もう、顔が真っ赤になっている。

「そうか、なら、考えるかな。

露出少なめで、カッコいいヤツ」

「そうしてくれ」

透夜は大して意味なく言ってのけただけらしく、いつもと変わらない。

そりゃ、そうだろうけど。

勝手に照れているあたしの立場は全くない。

思っていると、透夜が、唯一を押しのけて、傍に来た。

すって物凄く近くに顔を寄せて、

「本当だ。もう、血、止まってる」

言った。