みひつの天然色

「あ、また透夜が世話焼いてる」

「唯一、言ってるだろ、こんな健康に悪い格好をさせるな!!」

「わかったわかった。

今度から気をつけるから」

「そんなこと言って、また同じようなのかんがえるんだろ。

そうだ、今度はオレが衣装決めてやる」

ふたりは、そうやって言い合うのも楽しんでるんだろうけど、あたしは・・・争いの元的あたしに、女の子の嫉妬の視線が突き刺さるのが、なかなかに痛い。

「もう、仲いいのはわかったから、勝手にやってて」

あたしは椅子に座り、テーブルに両手で頬杖を付いて、二人を見た。

呆れていたはずなのに、口元がいつの間にか緩んでいた。


おわり


最後まで読んだいただいてありがとうございました。
またいつか、彼らが動き出すことがあるかもしれません。
そのときはまた、よろしくお願いします。