生徒会室に入ると

いすに座ってるゆりがいた

「おっそ」

「えー、はよ終わらせたんに…」

「あっそ」

「笑…ほんで話ってなんなん?」

「あぁ…」

「?」


ゆりは下を向いて話した

「あたし、アメリカに留学すんの」

「え…」

「英語とか勉強してきて、将来英語の先生になりたいんだ」

「そうなんか…」

「うん…4年会えない」

「4年!?」

「そう」

「そんな」

「まあ、あんたも頑張って」

「…」

「泣いたら帰ってこないから」

「笑」

「笑、明日にはもう行く」

「そっか」

「うん、」

「また会えるやんな?」

「うん、会える」

「待ってる」

「…え」

「アカン?笑」

「待ってなくていいって」

「いややわ」

「なんで…」

「…なんかわからんけど」

「意味わかんない笑」

「なあ…ゆり」

「なに」

「ゆりが帰ってきたときには強い男になってる、てかなる笑」

「うん」

「やから今は言わんけど4年後会ったとき言うわ」

「?」

「優凛が好きやって」

「え……」

「今は言わん…やから受け止めへんで、強くなってから言う」

「うん笑」

「だから待ってる」

「ありがとう…」

「ほな、僕帰るな」

「…」

「またな」





「またね」













さよならなんて言わないよ

また会えるから


だから



またねって言う







また、会おう