till to the last
恋愛(その他)
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藤原三月/著
- 作品番号
- 318429
- 最終更新
- 2010/01/06
- 総文字数
- 495
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 30
- いいね数
- 0
あなたに、出逢えて、
良かった。
味気なくて、風穴のような、
或いは、
モノクロ色な、
私の時間が、
鮮やかに、色づき、
確かな時を刻み始めた。
晴天の春の日に、
シロツメ草一面の土手に寝転び、
淡いパステルブルーの春色の空と同化してしまったような、
穏やかにざわめいて、
静かに強烈。
そんな日々だった。
あなたは、
どうだっただろう。
あなたの優しさが、
君に出逢えて良かった、と答えさせるでしょう、ね。
でも、
多分、
私になど、
出逢うべきでは、
なかった。
どこまでもの平坦さを約束されて来た、
眩しいあなたの人生。
そこからの離脱。
あなたの道は、
脱線し、つまづき、転び、諦め、憎悪、虚脱、絶望。
あなたに良いことなど、
何一つなかった。
…はず…。
でも、ごめん。
結果、
あなたを不幸にしたとしても、
それでも、
私は叫びたい。
あなただけを、愛している……と……。
良かった。
味気なくて、風穴のような、
或いは、
モノクロ色な、
私の時間が、
鮮やかに、色づき、
確かな時を刻み始めた。
晴天の春の日に、
シロツメ草一面の土手に寝転び、
淡いパステルブルーの春色の空と同化してしまったような、
穏やかにざわめいて、
静かに強烈。
そんな日々だった。
あなたは、
どうだっただろう。
あなたの優しさが、
君に出逢えて良かった、と答えさせるでしょう、ね。
でも、
多分、
私になど、
出逢うべきでは、
なかった。
どこまでもの平坦さを約束されて来た、
眩しいあなたの人生。
そこからの離脱。
あなたの道は、
脱線し、つまづき、転び、諦め、憎悪、虚脱、絶望。
あなたに良いことなど、
何一つなかった。
…はず…。
でも、ごめん。
結果、
あなたを不幸にしたとしても、
それでも、
私は叫びたい。
あなただけを、愛している……と……。
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