「…ごめんなさい。」



屈辱ぅぅぅぅ〜!!!!!



「お隣さんよろしくね♪」



ーバタンっ!ー



か……完敗。



ばっかやろう!!



年上なめんなよ〜!!!



「ふぅ〜!!」



イライラを押し殺しながら家の中に入った。



部屋のライトをつけ、



窓辺に置いてるお気に入りの真っ赤なソファーに腰を下ろす。



「はぁぁ〜…。」



ぼぉ〜と部屋中を見渡してみて気づいたことがあった。



そう言えば私、



失恋したんだ。



なんか忘れてた。



…ちょっとだけあのガキに感謝かも?