ーその次の日ー 今日の授業の課題は、 「きれいなもの」だった。 簡単なようで 難しい... だから 紗弥でも描こうかと 思ったが... 本当に「きれいなもの」 それは... 花を嬉しそうに 描く優梨にした... 「優希君... 本当に私の事 描くの...?」 「うん」 「だって私... 手が使えないから口で描いてるんだょ!」 そう優梨は、 口で筆を持ち描くのだった。 優梨の描く絵は 本当に上手く、きれいだった。