そして、彼女とじゃれあいながら唯一が現れた。

あたしは、うれしさとショックで、コンランした。

彼女と凄く仲が良さそう。

絶対、この子カノジョだ。
思った瞬間、ショックが勝った。

「ちょっと、大丈夫!?」

体がフラついたのを彼女の方に目ざとく見つけられて、体を支えられた。

「あ、それ、オレの婚約者だ」