「なんでキ・キスなんかしたの?//」
なんで
あたし照れてんの!!しっかりしなきゃ。

「しちゃダメだった??
ただお礼にしただけだょ」

何となく翔太クンの女ったらしが分かった気がする。

「誰とでもそう言う事するの??
あたしこれがファ・ファーストキスだったんだょ!!!」

「憐華だからしたんだょ。ってか憐華のファーストキスが俺か。嬉しいな//」

はぁ。なんでこんな人にバンソウなんかあげたんだろう。
授業が終わるまで
あと20分もあるょー。
最悪!!!

「はぁ。」
あたしはため息をついた。


「憐華。俺と付き合って!」

「なっ//マヂで言ってんの??」
「あたり前じゃん!!」
絶対オッケーなんかするもんか!!!

「無理無理。あたし翔太クン好きになれない」

「きついなぁ。でもあとで後悔するょ!!俺絶対、憐華をふり向かせる自信あるから!」
どんだけ
自分に自信が
あるんだろう・・・


「じゃぁそろそろ行くね。じゃぁまた」
そう言って
出て行ってしまった。
本当に
ありえない人だ。


あっ!!!
拓也心配してるかな。


あたしは
急いで教室へと
向かった。