いつもどおりの1日・・・

バイトが終わり、リサはロッカーからカバンをとりだして携帯をチェックした。


メール・・・は、っと。
ミクから、毎度の彼氏の愚痴と明日のサークルの飲み会について

ユウキからは?

返信なしかぁ。
週末会えるかメールしたのに・・・

どうせ海にでててメールを見てないか、返信忘れてるんだろうな。

サーフィン、サーフィンって、
サーフィンになんでそんなに夢中になれるのかさっぱりわからない。



リサは前にユウキに誘われて、1度だけサーフィンをした時の事を思い出した。

板にうつぶせに乗っかってるのがやっと。

何度ひっくりかえって海水を飲んだか事か。

なのに誘った本人のユウキは、リサをほっといて一人でサッサと沖にでて波待ちをしていた。

そんなリサを心配して、そばについててくれたのはユウキのサーフィン仲間で親友のヨシだった。