「で!何しに来たんだよ」



「おチビちゃんを見に?」



ゎ、私?



「…帰れ…」



「うん、帰る!じゃぁな?」



私を見下ろしながら、言った



パタン



「お前、ドア開けた?」



いきなり和沙の声が低くなった



「開けてなぃ…」



「じゃぁ、なんで俺が帰ってきたら開いてたんだよ」



…和沙…?



キャラ違うくない??



鋭い目付き



「…っ…あの人が鍵開けたのっ…」



情けないよ…



こんなことで泣くなんて



「…ふーん…」



和沙はあいまいに返事をした



「泣きやめよ…」



恐い…



和沙じゃないよ…



「ふっ…ぇ…ひぐ」



和沙は私に近付く



「…や…ゃぁっ」



「嫌なんだ?」



ガシッと私の肩を押さえ付けた



「嫌がったら、お前追い出すから…実家に返すぞ」



…やだ、お父さんと一緒は………やだ…



「いゃ、それだけは…ゃっん!!?」



何!!?



和沙とキスしてる??!


「ぃ…んぅ…やぁ!」


苦しい…



やめて…



やだよ……



「くるっ…しぃょっ……んん」



口の中では、和沙の舌が動き回っている…



「…ふぇっん……」