私の口の中を
ゆっくりかき回す
先生の人差し指を
受け入れそうになるけど……
もう一度ガジッと前歯で噛んで
「やっぱいなっほくいはにゃい
(やっぱり納得いかない)」
先生の指が舌の上にあって
まぬけな言葉になったけど
大真面目に言った
「なにが?」
先生が指を抜こうとしたから
素直に口を開く
だけど すぐに
今度は親指が入ってきた
先生はトロンとした目で
私の唇を見つめてる
仕方なく目を閉じて
舌を絡め優しく吸う
満足したのか
先生は親指を口から抜いた
濡れた親指をペロッと舐めて
「で、なにが納得いかない?」
私の口の中で
濡れた親指を舐めるなんて
やらしいな
先生を見てそう思ってたから
すぐに返事が出来なかった
「イチ?」
ドキッ
「あ、うん、えっと」
目が合うと頬が熱くなる
やらしい
やらしいと思うけど
嫌いじゃない
そんな私が一番やらしいのかも
先生はもういつも通りで
私の話を聞く体制が出来てる
その切り替えの早さは
なんだろう?
胸の興奮を落ち着かせるため
先生に気付かれないくらい
小さく息を吐いてから
納得いかない事を話した



