N市に向かう車中
先生も私も無言だった
オーディオから流れる
先生の大好きなAqua Timez
前向きな歌詞に少し苦笑い
窓の外スクロールして行く
景色をながめ
帰り道を思った
病院では
きっと彼女にも会うだろう
帰り道 私は
今と変わらない気持ちで
先生が好きだと思えるかな?
先生への想いが
『逃げ』や『弱さ』なのは嫌
先生が私を『慰め』として
使ってるのは仕方ない
人の気持ちを変えられるほど
私はすごい人間じゃない
だけど私の
自分の先生への気持ちだけは
真っ直ぐだと
自信を持っていたい
見返りなど求めない
無償なモノだと
自信が持てないなら
先生のそばには いられない
夢も希望も癒しも慰めも
何もいらない
胸の痛みにへこたれない
強さがほしい



