お義父さんが
私の本当の父親?
英雄さんの話には
矛盾した点は1つもない
…………待って
じゃあ英雄さんは
義理の兄ではなく
私たちは れっきとした
半分 血の繋がった兄妹……
サァ―――――――
血の気がひいていくのがわかる
ショックを受けた私を見て
英雄さんは腕をほどき
「妹だと思ったら
めちゃくちゃ興奮して
良かったんだけどね
まあ、それも飽きるか」
………英雄さんが 私の
「オレ、もう少し
従順な妹が良かったな」
立ち尽くし
呆然とする私を残して
英雄さんは笑いながら
階段を下りて行った
目の前が真っ暗になった
私は実の兄と
足の力がカクンと抜けて
ずるずる……っと
その場に崩れ落ちた
気持ち悪い…………
廊下にうずくまり
しばらく
立ち上がることが
出来なかった…………



