「お母さんの嘘つき。サンタさんなんていないのに。いつだって、プレゼントをくれるのはお母さんのくせに。」 絵莉はいつかの夜、本当の事を知ってしまった。 それからというもの、絵莉の性格はぐれてしまい何かに執着しなくなってしまった。 絵莉は布団に潜り込むと、ずっと 「お母さんの嘘つき・・・・」 と呟いていた。