それから特に何の 会話も無いまま学校に着いた。 体育館の前で繋がれていた手がどちらからともなく離れた。 今まで手を繋いでいたせいか、まだ手には温かい余韻が残っていた。 でもしばらくすると今まで繋いでいた手は凍えるほど冷たくなっていてなんだか寂しくなった。 僕と愛梨はクラス表を見て、同じクラスだったことを確認して微笑み合った。 こういうなんでもない幸せが僕達には大切なのだ。 悪魔はもうすぐそこまで迫ってきていたのに… ・