一人自己嫌悪に陥っていると、香織が口を開いた。 『このままがいい』って。 信じられねぇ… 香織に『別れたくない』という気持ちがあっても、このまま付き合う事を選んでくれる可能性はゼロに等しいと考えていた。 本当は飛び上がって喜びたかった。 でも、今いる場所が『学校』であることを思い出して冷静に香織の意思を確認した。 『あと1年』か… ものすごく長いんだろうな… 俺も覚悟を決めて、再出発を誓った。 誓いのキスは涙の味がした。 今日の事…絶対忘れねぇ。